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「3Dプリンター活用技術検定」を受験してきました!

2020年9月6日(日)に実施されました「3Dプリンター活用技術検定」を受験してきました。受験会場は、大阪を希望したところ、今回は新大阪にて開催されました。

コロナ禍ということで、マスク着用、会場の入り口で手の消毒をして受験しました。

受験者は、30人~40人くらいだったかと思います。

試験問題は、残念ながら回収という事でした。

ですが、皆さんどのような問題が出題されたかが気になるところかと思いますの。実際に出題された試験問題はあまり覚えていません。その代わりに、「3Dプリンター活用技術検定公式ガイドブック」の巻末に少しだけ掲載されているサンプル問題をもとに、私が作ったサンプル問題を少し掲載してみましたので、参考にしていただければ幸いです。

出題形式1
2肢択一 12問
正しい場合A、間違っている場合Bを選ぶ(真偽方式)

出題形式2
3肢択一 20問
適切な内容を一つ選ぶ。
※不適切な内容を一つ選ぶ問題も数問あり、間違えないように注意が必要

出題形式3
12肢択一 28問
不完全な文章を完成させるため、12個の選択肢から最も適切な語句を選んで回答する。1つの文章(テーマ)から4問出題される

出題形式1のサンプル問題
設問の内容について、正しい場合は解答欄のA、間違っている場合はBを選択せよ。

設問1
3Dプリンターの造形方法のうち、最初に実用化されたのは材料押出法である。

解答はB

設問2
液槽光重合(光造形)方式では、造形に用いられる主材とサポート材は異なる物質である。

解答はB

設問3
粉末床溶融結合方式の樹脂粉末造形材料としてPS(ポリスチレン)が使用されることがあるが、精密鋳造用の消失モデルとして用いられる場合が多い。

解答はA

出題形式2のサンプル問題

設問1
次の文A~Cのうち、3Dプリンターのサポートに関する文として正しいものを一つ選択せよ。

A 材料押出方式の3Dプリンターでは、垂直(積層方向)から60度くらいまでの
せり出しは、サポートなしで造形できる場合が多い
B どの部分にサポートが必要かを自動的に判断し、追加する機能を持つ3D
プリンターの付属ソフトウェアがある
C 材料噴射方式のサポートは、立体モデルの造形材料と同じ材料しか使用でき
ない

解答はB

設問2
次の文A~Cのうち、粉末床溶融結合方式に関する文として正しいものを一つ選択せよ。

A 材料として樹脂や金属、セラミックスなどが使える
B フルカラーの立体モデルを造形することができる
C 造形材料を固めるため、結合剤(バインダ)を吐出する

解答はA

出題形式3のサンプル問題

設問1
次の文章について、空欄になっている設問1~4の( )内に当てはまる語句として、適切なものをそれぞれ回答群より選び、選択せよ。

3Dプリンターの造形方法の一つである( 1 )は、インクジェットヘッドを使う3Dプリンターとしては、結合剤噴射と同様であるが、
別の造形方法である。吐出した( 2 )を硬化させるための( 3 )も造形ヘッドに搭載されており、造形材料を吐出した後に光を当てて硬化させる。
( 1 )法の3Dプリンターでは、精密鋳造(ロストワックス法)の消失モデル用の造形材料として( 4 )が用いられている。

[A]液槽光重合          [B]熱可塑性樹脂

[C]シールドガス          [D]レーザービーム

[E]液槽光重合          [F]電子ビーム

[G]指向性エネルギー堆積     [H]光硬化性樹脂

[I]液槽光重合          [J]ワックス

[C]紫外線ランプ                          [D]アルミニウム

[K]液槽光重合          [L]材料噴射

設問1の解答はL
設問2の解答はH
設問3の解答はC
設問4の解答はJ

出題は、「3Dプリンター活用技術検定公式ガイドブック」の各章をもとに作成されるとのことですので、公式テキストが必要になると思われます。

第1章 3Dプリンターの基礎知識
第2章 3Dプリンターの造形方法
第3章 3Dプリンターの活用

合格基準は、上記の各分野50%以上、総合70%以上とのことです。出題形式や設問数は、回によって異なるようです。

次回は、2021年2月14日開催予定です。詳細は以下をご参照ください。

3Dプリンター活用技術検定

3Dプリンターおよび検定試験に興味のある方は、ぜひ受験してみてください。

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