【3Dプリンターニュース】3Dプリンターを使って不足するマスクを自作する
3Dプリンターニュースでは、Googleが運営しているGoogleアラートを活用して、3Dプリンターに関連するニュースを収集し、ニュースについての感想・意見・コメント等を記載しています。
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Googleアラートに設定しておいたメールアドレスへ、2020年3月29日にネット上のニュースとして、「不足するマスク 自作するなら3Dプリンターで」という興味深いタイトルのメールが送られてきました。
ITディストリビューション、3Dプリンター事業等を展開するイグアス株式会社が、自社で販売する3Dプリンターを活用し、繰り返し利用可能な独自のマスク(以下3Dマスク)を開発したとのこと。早速イグアス株式会社のプレスリリースをネットで調べてみました。
イグアス 3Dマスクを開発 コロナ対策で深刻なマスク不足を受け、繰り返し利用可能なマスクを3Dプリンターで製造
以下は、プレスリリースからの引用とコメントです。引用箇所は「” “」で囲っています。
3月下旬より、まずはイグアス社内に試験的に配布、社員のフィードバックを基にさらに改良を重ね、より広範な3Dマスク製作の展開を目指します。またオリジナルで製作したマスクの設計データ(STLデータ)を無償で公開し、(https://www.iguazu-xyz.jp/knowledge/trend_02)3Dマスクの普及を働きかけていきます。
このプレスリリースの後も、3Dプリンターを利用して3Dマスクを製作する業者が後を絶たないようです。薬局等も参入してきています。3Dプリンターで作成したマスクを自社内で利用することで、その分のマスクを一人でも多くのお客様に利用いただくという目的で製作する企業が多いようです。
また、STLデータを公開する企業もあり、3Dプリンターを持っているその他の企業や一般家庭にとってはありがたいことです!
STLデータは、3Dプリンター用の印刷データで、3Dプリンターを使って比較的簡単に印刷(この場合はマスクの造形)ができるデータのことです。
ナイロン粉末素材から3Dプリンターを使って成形されているため、出来上がったマスクはナイロン製で、マスク本体は水や洗剤で洗浄も可能。使用時にはマスクの内側に新しいガーゼなどを装着して使用するようになっている。
政府からも繰り返し使用できる布マスクが各家庭に送付されるようですが、深刻なマスク不足の状況を考慮すると、やはり洗浄して再び使えるマスクの製作は有効かと思います。
また、内部には布、ガーゼ、紙類等、使用者が選んだ素材をセットできる仕様となってい点も見逃せません。
私は、個人的には、マスクをするのは息苦しくて苦手でした。ところが、以下の「保湿快適ぬれキープマスク」を利用することで、息苦しさから解放されました。また、喉が弱く、冬場の乾燥によって喉の痛みを感じていたのですが、こちらのマスクを利用するようになって、のどの痛みもなくなりました。
保湿快適めれキープマスク
ところが、マスク不足によって、こちらのマスクも入手不可能になってしまいました。なので、内部に布、ガーゼ等をセットでできる3Dマスクには、今後大いに期待したいところですΣ(・ω・ノ)ノ!
ただし、イグアス株式会社のサイトには、「※ ダウンロードしたSTLファイルで造形した3Dプリントマスクは、市販の一般的なマスクの機能を保証するものではございません。」との記載がありますので、その点に留意しながら自己責任で利用される必要があろうかと思います。
いずれにしても、今後多くの企業が3Dプリンターを活用した3Dマスクの製作に積極的に参入してくることが予想でき、今後の動向に注目したいところです(*’▽’)
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